読書感想文:五明拓弥「全米は泣かない」
まず、タイトルが秀逸。全米は泣かない。これが、「アイディアの出し方」だったら絶対買ってない。
あるきっかけでラジオCMを作ってTCC新人賞を受賞した五明拓弥さん(芸人初の快挙らしい)が広告業界の(超)有名人と対談し、広告の造り方を教えてもらう本。このタイトルは著者が考えたわけじゃないようやけど…。
対談相手は
- 澤本嘉光さん(CMプランナー:ホワイト家族(ソフトバンク))
- 篠原誠さん(CMプランナー:三太郎(au))
- 谷山雅計さん(コピーライター:Yonda?(新潮文庫))
- 尾形真理子さん(コピーライター:試着室で思い出したら、本気の恋だと思う(LUMINE))
- 福部明浩さん(クリエイティブディレクター)
- 関根忠郎さん(映画惹句師)
- 又吉直樹さん
どの人にも共通していることは書いて書いて書いて書きまくること。
あとは、
- インプット(アーカイブ)を増やす
- 視線を変える
- とりあえず形にする
ことも大事だと。
(私の「サイコロ理論」もいつか日の目を見せたい)
が言っていた「コピーは「ヒトとモノとの関係性のバリエーション」である。」という言葉は、これからちょっと意識してコピーを書いてみよう(いつ…?)。
久しぶりに宣伝会議賞に応募してみようかな~と思ったけど、あれ秋だったっけ。
小説を書ける人も、エッセイを書ける人も、俳句を作れる人も、コピーを作れる人も、私はとっても羨ましい。