読書感想文:前田裕二「人生の勝算」
①人に好かれること
②頑張ること
この2つが大切だと再認識させてくれる本
もっと言うと、
①人を好きになること
②「当たり前のことを圧倒的なエネルギーを注いで誰よりもやる」
ことでもある
久しぶりに純粋にやる気が出た本だった(数年前(十数年前?)に山本真司さんの「20代仕事筋の鍛え方」を読んで以来かも…(この本も純粋に「努力」が大切だと教えてくれる、「努力」する人を応援してくれる本だった))
この本を手に取ったのは、両親を亡くした小学生がどうやって路上ライブで生計を立てて、そこからどうやってIT企業を立ち上げるまでになったのだろうか…という興味から。
おそらく「幼いころに両親を亡くして路上ライブで弾き語り」という強烈なエピソードがなければ読んでいないと思う。一体どんな育ち方をして、どんな思考回路を持っているのか、母として知りたかった(幼少期の頃にどんなことを考えていたのかはあまりよくわからなかったけど…)。
著者の前田裕二さんについては、不遜な感じは全く受けず、謙虚な努力家である印象を受けた。世の中を良くしよう、「情熱を投じた量に応じて結果の出る世界を創りたい」という純粋な想い、ミッションが伝わってきた、応援したいと思えた。頑張って下さい!
でも、人に好かれるって難しい…。とりあえず、会社ではちゃんと笑顔でみんなに挨拶することから始めよう(ハードル低い…)。あとは、褒めるところはちゃんと褒めて、注意するべき点はちゃんと注意する。
あと、頑張ってる人って好かれる気がする、私もその一人。
耀一、榮志、社会に出る前、もしくは社会に出てからすぐに読んでみて欲しい(何になるのか…はまだわからないけど)。もし、何らかの才能またはミッションを見出し、既にその才能に基づいてミッションを達成している(またはその勝算がある)場合は必要ないけれど、残念ながらそういう状況にないのなら、この本が自分を奮い立たせるきっかけになるかもしれない。